外車は本当に壊れやすい?ヤナセに勤める友人の本音
私自身も国産車にはない外車のデザインはとても好きで、今までの車買い替えの際には常に候補として、アメ車や欧州車などが挙がっていました。
実際過去にはキャデラックセビルとBMW3シリーズに乗っていた時期があります。やっぱり輸入車はかっこいいモデルが多く、所有していることの喜びも大きいですが、国産車とはまた違った苦労を感じたのも事実です。
ただ、全くと言っていいほどトラブルはなかったという知人も決して少なくはないので、今まで自分が見てきた車(知人所有も含めて)を幾つか例に挙げて振り返ってみたいと思います。
実際に外車ディーラーに勤める友人から聞いた話も載せていますので、外車の購入を検討されている方は是非参考にしてみてください。
実際に外車に起こったトラブル例
知人の車も含めて私が実際に遭遇したトラブルを上げていきます。
キャデラックセビル STS【画像提供:カーセンサーnet 】
私が3年ほど乗っていた車です。小さなトラブルが多く、かなりの金食い虫でしたがそれだけ愛着もあった車です。
・パワーウィンドウが閉まらない
突然助手席側の窓が開くけど閉まらない状態に。ドアの内張りを剥がして無理やり手で閉めて整備工場に持って行きました。
数万円の修理費を払って修理した数ヶ月後には運転席側の窓が同じ状態に・・。
・ウォーターポンプ交換
走行中に水温計が上下に暴れ出したのでそのまま修理工場へ。エンジン冷却水を循環させるウォーターポンプが限界とのことで4万円ほどの修理費・・
・ワイパーモーター交換
ワイパーが完全に動かなくなり、ワイパーモーターの交換。5万円近く取られたと思います。
こんな小さな故障が数ヶ月おきにやってくる車でした。もともと7万キロ以上走っていた中古車だったので仕方ない部分もあると思いますが、入院期間の長い車でした。
ボルボ 850【画像提供:カーセンサーnet 】
完全にエンジンストップで廃車
友人の車で、助手席に乗っていたら突然街中でエンジン停止。通行人が見ている中で必死で車を押しました。
この時の原因は忘れてしまいましたが、何度も故障を繰り返すことに業を煮やしてこのボルボはこれで廃車にしました。
ほとんど壊れなかったお利口な車
BMW 3シリーズ【画像提供:カーセンサーnet 】
乗っていたのは画像の型ではありません。2代くらい古い型の中古車です。
この車も自分で乗っていてほとんど故障はなかったのですが他に欲しい車ができたのと意外と高値がついたので2年くらいで売ってしまいました。
運転が好きな方は楽しめる車だと思います。ステアリングがダイレクトに伝わる感じが好きな車でした。
車検の時にパワステオイル漏れを指摘されたくらいで、他に目立った故障は全くありませんでした。ただ、同じ型のBMWを乗っていた知人は何かと修理に出していたようなので、当たり外れがあるのかもしれません。
フォード エクスプローラー【画像提供:カーセンサーnet 】
アメ車好きの友人が数年間乗っていましたが、ほとんど故障はなかった様です。
これだけのボディサイズなので、国産車に乗ってこられた方からするとかなりの維持費がかかります。燃費も良くてリッター5キロ。税金も保険料も車検もなかなかの金額になりますが、SUVが好きな方には価値を感じられる車でしょう。
メルセデスベンツ Eクラスステーションワゴン【画像提供:カーセンサーnet 】
画像の一つ前の型ですが、この車も知人が5年以上乗っていてほぼ故障はなかった様です。
パワーウィンドウの動きが遅くなった位の不具合はあったようですが、新車保証が残っている時期だったので修理代はかからなかったようです。かっこいいし荷物も沢山積めるし僕が欲しい車の上位です。
整備士の友人に聞いてみた『外車って壊れやすい?』
現役で10年以上ヤナセの整備士をしている友人と、数年前までボルボのディーラーで整備士として勤めていた友人に『外車ってやっぱり壊れるの?』という質問をしてみました。
すると2人とも同じような返事が返答が帰ってきました。
まとめると『メーカーとか車種で多少の差はあると思うし、国産車に比べたら多少の手間とお金はかかるけど、10年前に比べると大分国産車に近づいてきた。10年前の輸入車の感覚とは大分違う』とのこと。
長年整備士として勤めて、しかも輸入車を主に見てきた二人の意見なので信頼性は高いと思います。
ただ、車に限らず、例えば家電でもまだまだ日本製が優秀という構図は変わらないと思うので、輸入車を購入するのはある程度の覚悟を持つ必要があるでしょう。
ただ、定期的なオイル交換(最大でも8000キロ未満)を行うことは基本として、普段から車の状態を気にかけることができる方なら輸入車でも難なく乗りこなせると思いますよ。
輸入車ならではの楽しみってやっぱりあると思うので、興味のある方は深く考えずに思い切って挑戦してみてもらいたいと思います。
入力だけで20万円以上の価格差|車を一番高く買い取る業者の見つけ方
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自動車保険は毎年見直しを|補償内容が同じでも数万円の差
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